子供と買い物中に勉強をする知育方法【数学的思考力を鍛える】

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この記事は

◎ 疑問
・知育や幼児教育、学習を頑張りたいけど余裕がない
・買い物中に子供が好き勝手してイライラする
・そろそろ色や数、形を教えたい何からしたら良い?

と考えている方に向けて書いております。

筆者(たーみょん)は2人の娘(執筆現在2歳と5歳)を育てている兼業主夫です。

娘たちは生まれてからずっと、普段の買い物でも駄々をこねるようなことは少なく、いつも楽しく買い物をしています。ただし、眠さMax、腹ペコMaxを除いての話です(笑)。
筆者が子供達との買い物でイライラせず、しかも数学的思考力を鍛える知育までできてしまうのは、本記事に記載している方法で買い物をしているからです。

数学的思考力を鍛えるような知育をしたいけど、お金も時間もあまりかけずに普段の生活でちょっと工夫するだけで知育学習ができたらな、という思いで調べ、考え、たどり着いた方法です。

是非、最後までご覧いただき、楽しくお買い物、勉強をする一助となればと切に願っております。

子供と買い物中に勉強をする知育学習方法【数学的思考力を鍛える】

ここに記載しているのは主に乳児から幼児向けですが、金額の計算やお金の支払い等を取り入れていくと小学生になっても十分に学習ができます。
子供に合わせた内容でレベルアップしていくとさらに楽しく勉強、買い物ができます。

数を学ぶ

ネギやキャベツなどの野菜の陳列

数える、数字を読む

スーパーでは商品がどこにあるのかが書かれた看板が上の方にぶら下げられていることが良くあります。そこには番号が振られている場合が多いです。
また、レジにも番号がついています。

それらを見せて、

「あれは1、あっちは2、3、、、」

といったように数えたり、子供に読んでもらったりします。

物によって違う数え方

「リンゴを3個かごに入れよう
1個、2個、3個 」

「卵を1パックかごに入れます。」

「ジュースを2本かごに入れます。
1本、2本」

と言って数を数えると同時に、1パックや1本など物によって数え方が違うことを教えてあげましょう。

足し算、引き算

「ジュースを2本かごに入れたけど、もう1本いるんだった。

もう1本入れると全部で何本になるかな? 」

と言って足し算を学んでいきます。
最初は一緒に数えてあげても良いです。

慣れてきたら自分で答えるまで待ってあげましょう。

さらに、引き算を取り入れても良いです。

「ジュースが2本かごに入っているけど、3本必要なの。
後何本ジュースを入れると3本になるかな」

といった感じです。

高度な計算が出来る様になったら

・お買い物の総額を常に計算してもらう
・割引額を計算してもらう
・単価を計算してもらいどちらが割安かを判断してもらう
・おつりが最小の小銭となるように支払ってもらう
等々レベルアップ方法は様々です。

比較する

カラフルな野菜

個数と大きさ

「この袋は3個入り、その袋は2個入り
どっちが多く袋に入っているかな?
多い方を買いましょう。」

「この大根とそっちの大根、大きさが違うね。
あまり使わないから小さい方を買いましょう。」

と言って比べながら、大きい、小さい、多い、少ないを理解させましょう。

「リンゴは赤いね。」
「バナナは黄色」
「ブロッコリーは緑」

「このリンゴとそのバナナどっちが赤い?」

色を教えたり、比較して聞いたりします。

慣れてくると色のある場所を聞いてあげると良いでしょう。

「赤い野菜はどこにあるかな?」
「オレンジ色はどこ?」

重さ

「パンは軽いね」
「バナナは重くて持つのが大変だね。」
「スイカは重すぎて持てないね。」

「どれが一番重かった?」

「どれが軽かった?」

重い、軽いを教え、比較すると良いです。

温度

「揚げ物コーナーは暖かいけど、アイスのコーナーは寒いね。」
「揚げ物は温かいけど、アイスは冷たいね。」

肌で実際に感じながら温度に関して学びましょう。

形を見つける

大量の野菜と果物

形を覚える

「このチーズの入れ物は丸いね。」
「こっちの入れ物は四角いね。」
「サンドイッチは三角だよ。」

商品を見て、一つひとつ形が違うことを認識させ、それぞれの形の名前を憶えていきましょう。

形を言おう

「床のタイルはどんな形かな?」
「この紙皿はどんな形?」
「おにぎりを買いたいんだけどどんな形だったかな?」

形を聞いて覚えているかどうかを確認しましょう。

形を探そう
「今日のデザートは丸い形のものにしましょう。探してきて。」
「今日のお昼は、丸くて暖かくてチーズが載っているものにしましょう。どこにあるかな。」
「三角の入れ物に入ったものってなかなか見ないね。見つけたら教えてね。」

形に注目して、ものを探してもらいましょう

場所を説明する

缶詰

右、左、上、下を使う

「コーンスープは棚の一番上に置いてあるね。」
「みかんの缶詰は一番下だね。」
「パンの右にはジャムが置いてあるね。」

買おうと思っているものの場所を説明しながら取って、かごに入れましょう。

場所を説明してもらう
「おにぎりはどこに置いてある?」
「桃の缶詰が見当たらないけど見つけられた?」
「コーンフレークはどこかな?」

探している商品の目の前まで来て、どこにあるのかを子供に聞いて説明してもらいましょう
この時に指さしではなく、何の近くにあるのかを上、下、左、右の言葉を使って説明してもらうと良いです。

取り出す、入れるを使ってお手伝い

お買い物から帰って来て、買ってきたものをしまいます。

「クッキーが買い物袋の中に入っています。袋の中から取り出して棚に片付けてください。」
「魚を取り出して、冷蔵庫に入れてね。」
「最後はアイス。今日は暑いから、、、お口の中に入れちゃおうか。」

パターンを見つけ出す

スーパーマーケットの陳列棚

法則を見つける

「この棚は色ごとに並べられているね。」
「こっちはコーンフレークばっかり、そっちは缶詰ばかりで種類ごとにおいてあるね。」

商品はどのようなパターンで並べられているのかを説明します。

同じものを見つける

買おうと思っている商品を持って
「これと同じ商品をもう一つ買いたいんだけど、取ってくれる?」

同じ色や形、模様、全く同じ商品等色々な条件を付けて探してもらいましょう。

手順を覚える

「この後は、お支払いをして、袋に詰めて、車に向かいます。
車に乗ったらそのままお家に帰りましょう。」

今後の行動パターンを覚えてもらい、実際にその通りに実行しましょう。

説明をしたにも関わらず、親が他のことをしたとします。
その時に子供が、
「違うでしょ。次は○○でしょ」
と指摘するようになったら最高の状態です。

次のレベルアップに取り組んでいきましょう。

「今日はカレーにしましょう。
材料はジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、豚肉、カレールー。見つけたら教えてね。」
と言って必要なものを覚えてもらい、必要なものの近くまで来たら教えてもらいましょう。
覚える個数は1,2個から子供の様子を見ながら徐々に増やすと良いですね。

さらにレベルアップさせると
必要なものは家で伝え、店に着いたら子供たちが自分の足で探して自分でかごに入れてもらうと良いです。

Point!

買い忘れ防止にもなるので、一石二鳥!?(笑)

まとめ

普段している買い物の中でも、ちょっと工夫して問いかけてあげるだけで、とても良い勉強ができます。
未だおしゃべりができない子供でも、どんどん言葉を覚えていきますし、数や形、多い、少ない、大きい、小さいなどの数学的思考ができるようになります。

子供は課題を出されて達成するようなゲームが大好きです。
難しいのは嫌いです。
簡単すぎても面白くありません。
ちょっとだけ難しいと挑戦したくなります。
そしてその課題を達成できるととても楽しくなり、喜びます。

上手くできても、できてなくても、一生懸命取り組んだのであれば
頑張ったことを沢山褒めてあげてください。

私の娘が1歳のときには、すでに興味深く話を聞いていたし、いろいろ触って楽しんでいました。
楽しみながら学ぶことは子供にとって最も成長できる方法です。
その子供にあった課題を出して、達成させることで、子供はみるみる成長していきます。

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参考:https://www.zerotothree.org/