賢い子に育てるための3つの方法と2種類の習い事【論文紹介】

森の賢者フクロウ
・子供を賢く育てたい。
・お金をかけずに賢くする方法は?
・賢く育つ習い事ってある?

と思っている方に向けて書いた記事です。

筆者(たーみょん)は執筆時現在5歳と2歳の娘がいる父親です。

子供を賢く育てる一番早く効果的な方法は親がたくさん稼ぐ事です。
本ブログでは、経済的に恵まれた子供は、恵まれていない子供よりも学力が高いことをいくつか記事にしてきました。
参考:>> 共働きで子供への影響は微少【カギは収入という研究結果】

ですが、貧乏でもお金持ちとの差を埋めることは可能だと筆者は思っています。理由は東大生でも全員がお金持ちの家庭ってわけではないからです。

執筆時現在はあまり稼いでいない筆者ですが、将来出来るだけ多く稼げることを目標に猛烈に頑張っています。
ただ、稼げるようになるまでの間、子供達をどのように育てると良いのかが悩みどころでした。

ということで、経済的な理由を抜きにして、どのようなことをしたら子供は賢く育つのかを徹底的に調べ、まとめましたので、ご覧ください。

賢い子に育てる3つの方法

ここでは、下記論文に関して説明します。

ニューヨーク大学の論文
How to Make a Young Child Smarter: Evidence From the Database of Raising Intelligence
https://www.researchgate.net/publication/230823584_How_to_Make_a_Young_Child_Smarter_Evidence_From_the_Database_of_Raising_Intelligence

ここで言う賢い子っていうのはIQが高いってことです。

上記論文では、37,773人の産まれる前から5歳までの子供を対象として、頭が良くなるためにはどのようなことをしたら良いのかをまとめています。

論文では

  1. 本を読むこと
  2. 複雑な環境を与えること(ただし、早期教育に優位性はない)
  3. 魚を食べること

が述べられています。

本を読むこと

親子で音読

ご存知の方も多いと思いますが、本を読むことは、子供を賢く育てるための王道です。

王道ですが、さらに効果を高める方法が、インタラクティブな読み方です。
インタラクティブってのは子供と本を読みながら、その本について会話するということです。

ただ、インタラクティブな読み方ってのは絵本の読み聞かせをするような年齢がメインになってしまいます。
でも、本を読むことは知識も増えるし、語彙力もあがるしで確実に賢くなるので、絵本を卒業しても子供に本をたくさん読ませましょう。

それで、論文に記載されているのは、

子供にインタラクティブに本を読むと、IQが6ポイント以上上昇する

ということです。
IQって平均が100で、それが106に上がったとしたらこれは人生が変わるレベルなんだそうです。
もうこれは子供を賢くしたいのであれば、絶対に会話しながら本を読んであげないといけませんね。
参考:https://yuchrszk.blogspot.com/2018/05/iq.html

それで、その会話のコツとしては、オープンエンドな質問をしてあげること。

「この子はどう思っているのかなぁ」みたいに、答えが一つじゃない質問を投げかけると、色んなことを考えて良いです。

ちなみに、「どう思う?」って質問は子供によっては難易度高いです。
何を答えたら良いのか、わからないんですよね。
さらに言うと、3歳くらいまでの多くの子供は脳の発達が未熟なので、相手の気持ちを理解できないことも多いです。

なので、特に幼い時には

  • 産まれてからしばらくの子供は、絵本読み+αの語り掛け(読み手の思うこと何でも)
  • 指さしが出来る様になれば、指差しで回答できる質問
  • 単語を発するようになれば、単語で回答できる質問
  • 2語文以上ならば、答えが2語以上になるような質問の仕方

を心がけるだけで大丈夫。

筆者が良くするのは、
「これ面白いよね」「これ美味しそうだね」
みたいに、私の感想を述べています。そうすると、子供も子供自身の意見や感想を述べてくれることが多いです。

また、
「なんでこんなことしてるのかなぁ」「この子は何しているのかなぁ」
といった質問を子供たちにすることもあります。

上記の通り、子供の性格やレベルに応じた質問や話しかけをすることで、子供との会話が弾み知能が上がるということですね。

関連記事:>>絵本の読み聞かせ効果に関する論文を紹介

複雑な環境を与えること

論文では、

環境の複雑さが知性を促進し、より認知的に刺激的で要求の厳しい環境を提供することで、それに携わる人々のIQが上がる。
さらに、幼児期の早期教育は、後からの教育よりも効果的にIQを高めるという証拠はない
また、特別に設計された教育機関での活動は、単純な家庭よりも効果的です。
環境の複雑さがIQ向上の主要なメカニズムである可能性がある。ただし、その複雑さのどの特定の側面が最も効果的または有益であるかは不明のままです。

と記載されています。

複雑な環境が知能を高めるということから考えると、通信教育で自宅学習よりも、幼児であれば幼児教室、小学生以上であれば塾や習い事へ通わせることの方が効果がありそうです。

でも、通信教育の方が何かと都合が良いって思うこともあります。そんな時には友達と一緒に勉強するってのもありなんでしょうね。
他にも、図書館やカフェみたいなところでするのもありかも。
天気が良ければ、公園でも良いですね。

買い物しながら勉強するって記事も書いてますので、あわせてご覧ください。
参考:>>子供と買い物中に勉強をする知育方法【数学的思考力を鍛える】

同じことをするにしても、ちょっと工夫すると複雑性が増すかと思います。

論文ではどういう複雑さが良いのかはまだ不明とのことでしたので、筆者の提案した方法の効果は薄いかもしれませんが、気分転換にはなるかと思いますので、是非お試しください。

早期教育に優位性はない

早かろうが遅かろうがIQには影響しないと記載されていましたが、教育熱心な幼稚園に通わせることはIQを上げるとも記載されています。
ということは、ド素人の教育よりもプロの教育の方が良くて、子供一人よりも複数人で色々学ぶ方が複雑な環境となり、賢くなるということかなと思います。

ちなみに、下記記事に記載してあるのですが、子供の性格は友人や先生に大きく影響されます。
参考記事:>> 親は頑張っても子供の性格への影響は微少

賢く育てるためにも、性格を良くするためにも、どちらも教育熱心なところに子供を通わせることが大切です。
ということで、幼稚園(保育園)や学校に通わせることはあたりまえとして、もし選択肢があるのであれば、より教育レベルが高いところを選ぶべきということ。

貧困家庭の子供でも賢くなる方法

論文では、

裕福な家庭の方が貧困家庭よりも子供に複雑な環境を提供する傾向が強い。
ということは、貧困家庭に複雑な環境を提供すると、複雑な環境を提供しなかった家庭よりも、子供のIQが高くなるはず。
ということで実験をすると、複雑な環境の子供はIQが7ポイント高くなった

とのことです。

ここで言う複雑な環境の提供はどのようにして行われたかというと、

子供向けの教材を提供し、子供たちとの会話の仕方を母親に教える。
年齢に適した本とパズルを子供たちに提供する。

ということをしたとのことです。

賢い子供に育てたいならば、まずは親が賢くなって、工夫を凝らした教育をしましょうってことですね。

それを裕福な家庭の親は塾や私立の学校に委託するから、簡単に複雑な環境を子供に提供できます。

ということで、もし、現状があまり稼げてなくて、たくさん稼ぎたいと思うならば、現状から環境を変えることが手っ取り早いかなと思います。
つまり、転職ですね。もし、よろしければ下記記事もあわせてご覧ください。
あわせて読みたい:>> 子育て中のワーママが転職に成功する秘訣【科学的助言と筆者の経験】

魚を食べること

魚の油に多く含まれるLC-PUFA(長鎖多価不飽和脂肪酸)を摂取することで賢くなります。
LC-PUFAは良く知られている名前で言うと、DHAやアラキドン酸のことで、日本の最近の粉ミルクには入っているものが多いです。

論文では、妊娠中、授乳中の母親または乳児にDHAを摂取させると、幼児になった時のIQが3.5ポイント以上上昇することがわかった、と記載があります。

ちなみに

最近の日本の粉ミルクには、DHAだけでなく、免疫を強くするような成分も入っています。粉ミルクだけの子供と母乳だけの子供と比べても、発熱回数があまり変わらないところまで近づいているみたいです。
参考:http://www.bonyuukenkyuu.com/opn/
知能も免疫も母乳に近づいているってなると、母乳神話の大半の理由は排除できるので、母乳神話の崩壊ってことで良いですよね。
そもそも、母乳神話にとらわれすぎで母親のメンタル壊れたら元も子もないので、最初から成り立ってないか…。

マルハニチロのサイトによると大人のDHAの一日の摂取目安料は1000㎎で、下記のどれか一項目だけで良いです。例えば、鯖缶だったら、家族4人で2缶食べれば1日分の目安摂取量が達成できます。

刺し身
・マグロ(トロ)2~3切れ
・ブリ4~5切れ
焼き魚
・サンマ約1尾
・小型イワシ約2尾
缶詰
・サバ水煮缶(190g)2人で1缶
・イワシかば焼き缶(100g)1缶

引用:https://www.maruha-nichiro.co.jp/dha/dha40000.html

ただ、妊娠中の方はマグロなど食物連鎖の上位にあたる魚(クジラ、イルカ含む)は摂取量を控える必要がありますので、注意してくださいね。
参考:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/dl/100601-1.pdf

筆者個人的には、魚は缶詰が一番良いと思っています。
理由は単純で、調理、片付けが楽で、骨まで食べられるからです。
ただ、味付けが濃いものが多いので、ご飯などに混ぜ込んで薄めると良いですね。
ちなみに、味噌煮など味噌で味付けてあるものが特におすすめ。同じ塩分量だと味噌で摂取したときの方が高血圧になりにくいというデータがあるからです。

魚は賢くするだけでなく、精神的な面でも効果があります。詳しくは下記記事でまとめておりますので、あわせてご覧ください。
参考記事:>>子供の不安が強い原因と対策

賢い子に育てる2種類の習い事

ピアノと楽譜

子供を賢く育てたいからと、勉強ばかりというのもかわいそうですよね。
そこで、勉強以外のことをしても賢くなる方法を調べました。

ここでは

  • 音楽
  • 運動

の2つを紹介します。

音楽を学ぶと賢くなる

ブリティッシュコロンビア大学の研究
A Population-Level Analysis of Associations Between School Music Participation and Academic Achievement
https://psycnet.apa.org/fulltext/2019-34936-001.html

研究では、カナダのブリティッシュコロンビア州の110,000人を超える学生の教育記録を使用して、音楽と英語、数学、科学の高校試験のスコアとの関係を調べています。

上記研究で分かったことは

楽器を使った高度な音楽を熱心に学んだ生徒は、平均して同輩よりも1年以上学業成績が高かった。
調査結果は、複数年、音楽を学んでいると高校の学業成績が良くなる可能性がある。

とのこと。

賢い子供にするためには、習い事ではピアノが良いってよく聞きますが、間違いないようです。
たしかに、音楽って、楽譜を見て、覚えて、両手で違う動きをするので、めちゃくちゃ脳トレになってます。

筆者の5歳の娘もピアノを頑張っていますが、今後に期待しています(*^^)v。
ちなみに、↓こんな記事も書いてますので、あわせてご覧ください。
参考記事:>>子供のピアノが上達する方法

運動をすると賢くなる

研究
Brief aerobic exercise immediately enhances visual attentional control and perceptual speed. Testing the mediating role of feelings of energy
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0001691817301336?dgcid=raven_sd_via_email

この研究では、リラックスするよりも運動することの方が認知能力が向上するということがわかったとのことです。

グループを二つに分け、それぞれが15分のジョギングか15分のリラックスをします。
その後、簡単な認知テストを来なうと、ジョギングを行ったグループの成績の方が良かったとのこと。

他にも、

研究
Exercise interventions for cognitive function in adults older than 50: a systematic review with meta-analysis.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28438770

というのもありまして、
運動は1回45分以上を週2回以上で、中程度のジョギングや筋トレをすることで、認知機能が向上する
とのことです。

以上のことより、賢い子供に育てたいからと、勉強付けにしてしまうよりも、適度に運動を入れた方が、より賢い子供に育つということ。

気分転換にもなるし、健康にも良いので、運動は必須です。
それで、上記論文から考えると、ジョギングや筋トレで効果があるので、運動系の多くは頭が良くなると思って良いです。

なので、習い事にこだわらなくとも、体を使った外遊びを思いっきりすることも大切になってきます。

賢い子に育つ習い事

習い事をするなら、上記音楽系か運動系か両方かって感じですね。

運動系で良いのは水泳教室って良く聞きますけど、水泳教室は結構色んな所にあるので、小さい時から取り組みやすくて良いのかなと思っています。
他の運動教室って年齢制限が結構高かったりするし、幼児向けの運動教室とかだと近くになかったりして、なんだかんだ水泳教室って取り組みやすいのかなって思います。

小学校に入ってからは、徐々に選択肢が増えるので、子供がやりたいと思うスポーツに挑戦するのが一番ですが、本ブログでも取り上げているフェンシングも頭脳戦なので、なかなかおすすめです。(参考サイト:フェンシング協会)

音楽系も色んな所に教室があるので、ピアノ教室が良いですね。
幼児からOKってところも多いですし。
もちろん、上記論文からですと楽器を使うものなら頭のいい子に育つので、子供が興味を持った楽器を使う音楽教室に通わせると良いですね。

ということで、子供を賢くする習い事は、子供が興味を持った運動系か楽器を使う音楽教室が良いです

ちなみに、勉強系の習い事で良いのがあれば知りたい、という方にはロボット教室をおすすめします。
関連記事:>>ヒューマンアカデミーのロボット教室を徹底評価

まとめ

子供を賢く育てるためには、

  1. 本を読むこと
  2. 教育に工夫(複雑な環境)を凝らすこと
  3. 魚を食べること
  4. 音楽(楽器)を学ぶこと
  5. 運動すること

です。

お金がある方は出来るだけ家庭外へ委託する方が効果がありますが、何でもかんでもお金を使っていられない方(筆者)は工夫を凝らしながら子供の教育を頑張りましょう。

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