を本記事では記載しております。
なぞりんパッドはすてっぷの4月号から10月号までの間に始めればもらえるエデュトイです。
また、総合コース、思考力特化コースのどちらであったとしても、もらえます。
すてっぷのエデュトイとして2020年まではかなり評判の良いエデュトイだったのですが、2021年に刷新してアナログからデジタルに変わりました。
デジタルに変わったので、自動判定機能も付いています。
でも、
- 使い心地は?
- 平仮名が書けるようになる?
- 未だ平仮名が読めなくても大丈夫?
などの口コミ・評判が気になりますよね。
少しだけはっきり言っちゃうと、口コミ・評判は最悪です。
例えば「画面が暗い」、「難しい」、「見にくい」など。
でも、筆者たーみょんとしては、一工夫すると子供は楽しんでいるので問題なし。
どうしても評判の良いなぞり書きの教材を子供にさせてあげたいというのであれば、スマイルゼミをおすすめします。
関連記事:>> スマイルゼミの口コミ
ただ、学力以外の能力(非認知能力:好奇心や最後までやり遂げる力など)が伸ばしやすい内容になっているので、こどもちゃれんじの方が良いかなと筆者たーみょんは思っています。
関連記事:>> こどもちゃれんじすてっぷの口コミ・評判
それでは、「ひらがななぞりんパッド」の良いところも悪いところも包み隠さず紹介しつつ、悪いところの改善方法も紹介していきます。
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なぞりんパッドの紹介【こどもちゃれんじすてっぷ】
本題に入る前に、ちょっと最新情報を紹介します。
まずは、公式動画でひらがななぞりんパッドがどんな感じなのか見られるので、紹介↓。
ちなみに↑動画の子は撮影当時年長さんでもうすぐ卒園って時期です(でも年中向け教材)。
2021年4月から新しくなった「なぞりんパッド」は、タブレットでなぞり書きをするので、完全にデジタル(2020年まではアナログでペン書きでした)。
豊富なゲーム(といっても、遊びながらの学習)が30種類(4~12月まで徐々に増える)もあります。
繰り返し練習はもちろん、自動で正誤判定までしてくれます。
さらに、ペンは幼児が持ちやすい三角ペン。
それでは、詳細内容を説明していきます。
ひらがななぞりんパッドの詳細説明
なぞりんパッドは平仮名のなぞり書きをするためのおもちゃ(教材)です。
2020年まではホワイトボード用のペンで書いたり消したりしながらなぞり書きをしていました↓。
アナログな教材だったのですが、2021年4月からは液晶画面が付いたデジタル教材に刷新です。
画面の溝に専用のカードを差し込むと新しいゲームができます。カードは4月から12月まで毎月ワークにくっついていて、次はどんなことが出来るんだろうって感じで子供にとってワクワク要素です。
↑正しい方を選んでなぞり書き。
↑なぞり書きをして、書いた文字のものを選ぶ。
一つ課題をクリアするごとに画面左のランプがついて、3つ共ランプが付くと音楽と動画が見られるって感じです↓。
11,12月はカタカナ。基本的に読むだけ。
ロボットに名前を付けたり↑、片仮名を読んで絵を選んだり↓して問題を解いていきます。
カバーは申込時に選べます↓。
ペンを入れる場所もあるので、なくしにくいですね。
4月号でもらった時の最初の状態は、カードを差し込まなくても、
- 運筆ゲーム(迷路)
- なぞり書き(五十音全て)
- メール遊び
- お世話遊び
ができます。
↑ホーム画面。ここから色んなゲームを選んで遊びながら学べます。
↑メールを送ってくれたキャラクターは色が反転しています。
こんな感じ↑のメールを受信しました。メールは返信もできます。
お世話遊び↑では、なぞり書きをすると平仮名を食べ、好きな言葉を教えると踊ります。
運筆ゲーム以外は全て文字のなぞり書きです。
口コミ・評判と悪評の改善方法
ちょっと悪い口コミ・評判が目立ちますが、まとめて紹介すると以下の通りです。
- 画面が小さい
→約 7.3×5 [cm] - 画面が暗い
→白黒反射型の液晶(電卓でよく見るタイプ) - タッチの反応が悪い
→ペン(約10g)を画面に載せただけでは反応しない - なぞり書きの判定が厳しい
→約2㎜ずれるとダメ - めっちゃハマる
→悪評の内容が気にならなければ自分専用の楽しいゲーム
順に紹介していきます。
画面が小さい、暗い、反応が悪い
画面が小さくて暗くて、タッチの反応が悪いって意見はスマホになれているからそう感じるだけ。
スマホやタブレットを使い慣れている子供でなければ気にならないレベルです(一部の大人ならわかるゲームボーイの画面と同じレベル)。
だから、明るいところで、姿勢正しく筆圧強く書くと問題なし。
そもそも月々2,500円程の教材にどこまで求めるかってところ。
筆者たーみょんとしては、この金額で良く自動判定できる教材を準備できたな、って思います(上から目線すみません(-_-;))。
高かろうが安かろうが、子供が満足するか否かが重要だと思うわ。
筆者たーみょんの感想としては、以下の通りで、ちゃんとアドバイスして、配慮してあげると子供が不満を漏らすことはありませんでした。
- 画面の暗さは部屋を明るくすれば問題なし。
- 画面の大きさに関して、なぞり書きする文字の大きさが十分なので、問題なし。
- 反応は紙に鉛筆で書く時に必要な筆圧と同じくらいなので問題なし。
でも、一番問題になるのは、なぞり書き判定の厳しさ↓。
なぞり書きの判定が厳しい…
なぞり書きの判定が厳しかったり、ゆるかったりするので、どうして上手くいかないのかわからない、と癇癪(かんしゃく)を起こす人が多いようです(子供だけでなく大人も(笑))。
なので、どのくらい厳しいのか検証してみました。
まずは、どのようにしてなぞり書きをしていくのかを確認しつつ、探っていきます。
なぞり書きは書き始めのところが点滅して、どこから書けば良いのかを教えてくれます。
「こんにちは」の「こ」の最初の一画の書き始めが点滅している写真です↑。
点滅しているところから書き始めると目指すべき場所に点が打たれて教えてくれます(今度は点滅ではない)↓。
一画目が描き終わるとに二画目の書き始めが点滅します。
これを繰り返して書き進めていくのですが、書き始めと書き終わりをちゃんとなぞらないと次に行ってくれないところが注意点。
もっと言うと、折り返し地点や曲線の場合は、目印ないですが必ず通らなければならないところがあります。
なので、極端なことをするとこんな感じでもOK出るんです↓。
↑これは「こんにちは」のなぞり書き。「こんにち」までOKでてて、「は」の一画目の書き始めが点滅しているところ。
- 「こ」はまじめに書きました。
- 「ん」は点しか書いてないです。書き始め、折り返し、曲線の真ん中、書き終わりを狙って点を打ちました。
- 「に」と「ち」は「ん」と同様の地点を必ず通って、それ以外はめちゃくちゃにしたもの。
逆に言うと、必ず通らなければならない地点を通らずに先へ進むと、他がいくら丁寧でもNG判定が出続けます。
↑これはNG判定になっているので、次にいけません。
「ん」の最初の折り返し地点が端まで書けてないからです。
おおよその目測ですが、1~2㎜隙間が空くとダメみたいです。
↑これはギリギリOKとなるように書いてみた文字。
まだまだ書き慣れてない子供にとっては1~2㎜が大きですね。
特に折り返しや曲線のところでずれやすい。
だから、丁寧に、ゆっくり書くと良いよ、ってアドバイスしてあげると良いです。
筆者たーみょんの娘も、最初はかなりはみ出していて、NGくらっていましたが、アドバイスをあげると真剣に取り組み、楽しむようになっています。
ちなみに、「戻る」ボタンがあるので、どこでずれたかわからなくなったら、戻るボタンを押せば書き直しができます。
以上の内容を理解すれば、子供が上手くいかない…ってなっていたとしても、的確なアドバイスをしてあげられますね。
めっちゃハマる
悪い評判はどうしても注目しがちなので、目立ってしまいますが、その悪い特徴を見事克服できた子供にとっては、ハマる場合が多いです。
何が良いかって、もう、ゲームですから。
ちょっとなぞり書きができただけで認めてもらえるんで、やる気が持続するんですよね。
こういうのゲームの特徴でもあるので、今後の教育にも生かせます。
関連記事:>> 子供が勉強をしない【238人からわかったやる気UP方法】
悪い点
上記口コミに加えて、筆者たーみょんが気になる点を付け加えました↓。
- 画面が小さい
- 画面が暗い
- タッチの反応が悪い
- なぞり書きの判定が厳しい
- 画面の反射が気になる
- 小さい「あいうえお」がない
- 文字が読めない子供には親が読んであげなきゃいけない
- 判定の難易度が勝手に変わる
付け加えた分に関して、順に紹介していきます。
画面の反射が気になる
ここまで写真をいくつも載せてきましたが、見返してもらうと分かる通り、いくつか映り込みがあります。
実際に子供が使っているときにも横からのぞき込んでも見えにくいです。
明るいところで真正面から見る分には気にならないので姿勢正しく勉強する教育には役立ちますね…(;^_^A 。
小さい「あいうえお」がない
しまじろうから
「おおきくなったら、なにになりたい?」
ってメールがきたので返信することにしました。
そこで、子供に聞くと、
「パティシエ」
といきなり最難関かつ片仮名の単語が飛び出してきて、ちょっとびっくりしつつも
「ほんとうはカタカナで書くと良いんだけど、無いから平仮名でかいてみようか」
と言って平仮名の五十音表から選んでなぞり書きをすることになりました。
↑この中から選んで一文字ずつなぞり書きをしつつ、文章が書けるようになっています。
ご覧のように、「ぁぃぅぇぉ」がないです。
基本的に使う場面はかなりレアなので、大きなマイナスポイントではありませんが、ちょっと気になりました。
文字が読めない子供には親が読んであげなきゃいけない
2020年以前の旧バージョンでは、なぞり書きする前に必ず音声で読み上げていたので、まだ文字が読めない子でも読めるようになる工夫がありました。
でも、なぞりんパッドでは、文字が表示されるだけで読み上げはありません。
例えば、なぞり書きで、なぞりんパッドは「どれを書く?」って言ってくれます↓。
それで、「こんにちは」を選ぶと何も言わずに、なぞり書きの画面へ遷移。
もちろん一文字ずつ書き終わったとしても、その文字が何なのか読み上げてくれることはありません。
筆者たーみょんの年中4歳早生まれの娘(執筆時現在)は文字は読めるようになりましたが、未だ曖昧なものがいくつかあります。
なので、なぞり書き一文字ずつの読み上げ機能は欲しかったです…。
まぁ、横で教えてあげられるって人と完璧に読めるって子の場合は問題なしですね。
なぞり書きの判定難易度が変わる
5回連続で成功すると判定の難易度が勝手に上がります。
特に注意すべきは、子供が上手くいかないからと大人が試してみて、知らないうちに難易度が上がってしまうとき。
子供はさらにうまくいかなくなってしまいます。
なので、注意してください。
良い点
良い点も筆者独自の意見を書き足しました↓。
- めっちゃハマる
→ゲーム感覚で出来るのでやる気が出る。 - 勉強の環境が整う
→欠点克服のためそうせざるを得なくなる(部屋を明るく)。 - 筆圧が強くなる
→強めに書かないと反応しないので、ちょうどいい。 - 丁寧に書くようになる
→きれいに書かないとOK出ないみたいだよって言ったら、めっちゃ丁寧に書くようになった。
色々欠点を紹介してきましたが、逆にそれが良いって見方をしています。
- 画面が暗い
→勉強のときは部屋を明るくする癖が付く。 - 画面の反射が気になる
→姿勢よく見ると大丈夫なので、姿勢が良くなる。 - タッチの反応が悪い
→実際に鉛筆で書くくらいの筆圧なら大丈夫なので、逆にちょうど良い。 - 判定が厳しい
→丁寧に書く練習になる。
なぞりんパッド+αで文字が書けるようになる
なぞりんパッドの悪いところも良いところも知って、良さそうだな、もう決めちゃおうかなと思ったところで、残念なお知らせ。
なぞりんパッドでは文字が書けるようになりません。
あっ!正確には、なぞりんパッドだけでは文字が書けるようになりません。
いや、だって、思い出してみて下さい。
漢字をなぞり書きするだけで覚えられましたか?
なぞりんパッドってなぞり書きなんで、無意識でも出来るんですよね。
だから覚えない。
ペンの動かし方とかは覚えるんですけど、なぞりんパッドだけやってても、何も書いてないところに書いてみろって言ったときに書けないです。
もちろん書けるようになる子もいますよ。それに、簡単な文字くらいは書ける子が多いかも。
でも、難しい文字はなかなか…。
じゃあ、どうしたらいいかってことなんですけど、筆者の経験で一番良いと思うのは、手紙です。
なぞりんパッドにも手紙(メール)がありますが、結局なぞり書きしてるので、使えません。
実際の紙に鉛筆で書きます。
筆者の長女は年中のころ、なぞりんがきっかけか?文字に興味を持ち出して、友達に手紙を頻繁に渡すようになりました。
そのおかげでなぞりんを全部する前に平仮名全部書けるようになりましたね。
だから、平仮名が書けるようになるためには、目的を持つと良いです。
なぞりんパッドで文字を書く練習をしたら、その文字を使って何か書いてみようってしましょう。
で、筆者の例でいくと手紙がかなりおすすめ。
なぞり書きが出来ないただの白い紙に、一言でいい。
父でも母でも、友達でも誰でもいい。
「誰でもいいから一言のメッセージを書いて贈ってみよう」ってするんです。
なぞりんパッドでも、あいうえお表でもなんでもいいからお手本を見ながら書かせたらOK。
見て覚えて書き写す、これが記憶の定着にいいんです。
一瞬でいいから見ずに書くってするのがいい。
お手本見ながらでも一瞬は見ずに書きますよね。
それでいい。
だんだんお手本を見ない時間が増えていきますから。
で、ベネッセさんのすごいところが、
なぞりんパッドをずっと頑張って、だいぶ慣れてきたかなってときに、なんと
「ぴかっとメッセンジャー」
です(総合コースの場合)。
ぴかっとメッセンジャーを使ってメッセージを贈ろうって内容なので、めちゃくちゃ考えてカリキュラム組まれてるなって実感。
ちなみに、ぴかっとメッセンジャーの記事は下記からどうぞ。
関連記事:>> こどもちゃれんじすてっぷ ぴかっとメッセンジャー
まぁ、手紙にこだわらなくても、何でもいいんですよね。
なぞりんだけで、興味をもって、色んな所に文字を書きたいってなる子もいると思いますし。
一番いいのは子供が自ら興味や目的をもっていっぱい書きたいってなることです。
それが無い時のきっかけが手紙やぴかっとメッセンジャーであり、そういった何かで子供のもっと書きたいを引き出せるといいですね。
絵本とワークの内容
ちょっとだけ総合コースの絵本とワークの内容をご紹介します。
すてっぷ4月号の絵本
絵本の内容を簡単に箇条書きにすると以下の通りです。
- なぞりんで自分の名前を書こうってはなし
- ダンゴムシの話
- 桜に関する話
- ものがたり
- しまじろうの助け合い精神のおはなし
- なぞりんパッドの使い方
- ハサミと本の渡し方
筆者の家の庭にはダンゴムシが多いのですが、そのダンゴムシを見て、これはメスだって娘が教えてくれました。
身近な虫の話なので、庭に出たときに興味をもって虫を見ていたことがとても印象的です。
すてっぷ4月号のワーク
ワークは全部で28ページ。
見開きで1問なので、全部で14問。
ワークの内容を簡単に箇条書きにすると
- 条件整理
- めいろ
- 図形・論理
- 計数
- 語彙
- 平仮名のなぞり書き
- 数唱
- 間違い探し
です。
4月の重点テーマは平仮名のなぞり書きなので、なぞり書きが多め。
まとめ
ひらがななぞりんパッドは運筆と子供の興味を引き出すおもちゃにすぎません。
そこへ更なるきっかけを与えて文字を書きたいと思わせることが一番良いやり方かなと思います。
ただし、評判通り使いにくいところがあるので、最初は必ずフォローをしてあげましょう。
最初のフォローが入るだけで悪い口コミなんか無視できるようになり、効果をしっかりと引き出せるようになります。

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