こどもちゃれんじ思考力特化より総合コースを選んだ理由【すてっぷ】

・こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コースと総合コースはどう違う?
・コースはどっち選べばいいか悩む。
・思考力特化コースの価値はどんなもの?

と思っている方に向けて本記事を書きました。

執筆時現在、筆者の娘が学んでいる幼児教材はこどもちゃれんじの総合コースです。
筆者が思考力特化コースではなく、総合コースを選んだ理由やそれぞれの特徴をお伝えしていきます。

筆者が総合コースを選んだ理由は単純で、幅広く学べるから。
おもちゃが楽しくて勉強が好きになってもらえればって思いもありますね。

思考力特化コースは読んで字のごとく、思考力に特化しているので、確かに子供が知能を上げるために必要な要素が詰まっている。

総合コースであれば、遊びながら考え、学び、習慣づけも身に付けられ、幅広い学びが得られます。
何よりも一番いいのはおもちゃ(エデュトイ)。
単純な知育玩具と侮るなかれ。

プログラミング的思考力非認知能力(コミュニケーション能力、忍耐力、問題解決能力など)などを伸ばすきっかけが得られます。

もちろん、思考力特化コースでも得られるんですけど、総合コースの方が幅広いって感じ。

ここまで総合コースを押していますが、思考力特化コースも状況によっては良いです。
思考力特化コースは難易度も高く、総合コースとは完全に別路線ってとらえてもいいくらい。

ちなみに、総合コースのエデュトイは兄弟で受講しても同じものが来るので、必要ないって思います。
だから2人目以降は思考力特化コースが断然おすすめ。

それでは詳細をご覧ください↓。

>>こどもちゃれんじ公式ページで資料請求する。

こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コースと総合コースの比較

ここでは、比較や詳細内容を紹介していきます。
筆者は総合コースの方が良いんじゃないかと思っていますが、それぞれの特徴をしっかりと比較してご自身で選択されることが大切かと思い、両コースの詳細を記載しております。

思考力特化コースと総合コースの比較

比較対象は、お届けされるものと量、内容です。
順に見ていきましょう。

届けられるものと量の比較

思考力特化コースでは、総合コースでもらえる絵本、DVDがなく、エデュトイも「ひらがななぞりん」の1つのみ。その代わり、ワークが1冊多いって感じ。
詳細は↓下記の通り。

思考力特化コース

  • 思考力ぐんぐんワーク(毎月、24~32ページ)
  • キッズワーク(毎月、48~64ページ)
  • おうちのかた向け情報誌(毎月)
  • 考える遊びセット(年12回)
  • 添削問題(年2回→10、2月号)
  • エデュトイ(年1回→ひらがななぞりん)

総合コース

  • エデュトイ(年8回)
  • 映像教材(DVD/配信、毎月分)
  • 絵本(毎月)
  • キッズワーク(毎月、28~32ページ)
  • 考える遊びセット(年4回)

上記を見比べると、項目数的には思考力特化コースの方が多く感じますが、実際はエデュトイのおかげで、体積だけは総合コースの方がボリューミー。
エデュトイの数と絵本の有無が一番大きな差ですね。ちなみに、思考力特化コースでも、映像教材はネットで一部を見ることができます。

  • 思考力特化コースはワーク中心で学ぶ
  • 総合コースは絵本、エデュトイ(おもちゃ)中心で遊びながら学ぶ

って感じです。

思考力特化コースに関しては、ワークが1冊増えているだけでなく、キッズワークのページ数も増えています。

教材の内容比較

総合コースのワークは簡単で少ないです。
筆者の娘も1~2日ほどで全部してしまうことも多く、物足りなく感じることも…。
でも、その分エデュトイでガッツリ学べるんで、バランス取れてますね。

どちらのコースを選んでも、平仮名の読み書きの勉強は出来ます。
また、キッズワークの内容もほぼ一緒だけど(ただし学ぶ時期が違うこともあり)、思考力特化コースは少しページ数が多い。

思考力特化コースの思考力ぐんぐんワークはちょっと難しいと感じるかも。
後で例題を紹介するので、試してみて下さい。

両コースの学べるテーマは下記の通りです。

思考力特化コースの学べるテーマ

  • 思考力ぐんぐんワーク
    ・論理
    ・数量
    ・図形
    ・言語
  • キッズワーク
    ・ひらがな
    ・カタカナ
    ・数
    ・論理
    ・時計

総合コースの学べるテーマ

  • 読み書き
  • 数・形・時計
  • 好奇心
  • 社会性
  • 英語

ちなみに、総合コースの英語はDVDに入っていて、ひと月ワンフレーズを約3分程の動画で見聞きするだけです。

それでは両コースの具体的な内容を少しだけ紹介していきます。

思考力ぐんぐんワークの例

言語

言葉を聞き、その言葉にあった場所を触るってゲームをする課題です↓。

なぜか「おしり」の言葉だけ嬉しそうな声(笑)。

でもそうやって、一つの言葉だけ違ったトーンで言うと子供受けめちゃくちゃ良くなるんですよね。

条件に合う子を探すという問題↓。

言葉をしっかりと理解して探さないといけないですね。

上記の2つの問題のように、親とのコミュニケーションや言葉を理解する力が養われていくのがわかります。

図形

クッキーを種類別に分けるというもの。

動画では形で分けているけれども、他にどんな分け方があるかな?
って問題です。

他に、こんなのも↓。

すてっぷ_思考力特化コース_図形問題

上の長方形を2つに切ったよ。正しい組み合わせとなるように青と赤の〇を線でつなごう。

数量

すてっぷ_思考力特化コース_数量問題

長い棒の数と短い棒の数を数えて四角に数字を書こう。

論理

すてっぷ_思考力特化コース_論理問題

バスと同じ仲間をまるで囲もう。

この問題↑の答えは色んな種類が考えられるので、面白いです。
たとえば、車輪の数や地上を走るといった分け方。他にも、子供が乗ったことのある乗り物、ってのもあり。

すてっぷ_思考力特化コース_論理問題

↑四角に入るのはどんな向きかな。シールを貼ろう。

すてっぷ_思考力特化コース_論理問題

↑スタートからゴールまで、「1→2→3」の順に進もう。
ただし、縦か横にしか進めなくて、斜めには進めないよ。

キッズワークの例

キッズワークは思考力特化コースも総合コースも同じくらいのレベルです。
内容は一緒のものもあります。
ですが、思考力特化コースの方が毎月ページ数が多いです。

すてっぷ_キッズワーク

上図の上二つは仲間分けの問題で、下の左は文字のなぞり書き、下の右は丸や三角で形を作るというもの。

すてっぷ_キッズワーク2

上図の左上は背の高さを説明したものと合う絵を選ぶ問題。
右上は数、左下はカタカナのシールを貼る問題。
右下は平仮名のなぞり書きと、文を読み取り、論理的に考える問題です。

ちょっと難しい問題もありますが、基本的に簡単で、見開きで大問1個なので、すぐにやり終えてしまいます。

文字さえ読めれば容易に解ける問題ばかりで、筆者の娘は一人で勝手に問題を解いていました。
逆に言うと、文字が読めない子供の場合は親が読んであげる必要があり、ちょっとワークの効果が薄れそうです。
なので、早めに文字が読める様になった方が良いですね。

ちなみに、上の問題の写真は8月号と12月号のものですので、ちょうど、なぞりん(両コースもらえるエデュトイ)で文字を覚えたころの問題になります。

総合コースのエデュトイを使った学び

こどもちゃれんじのエデュトイ(おもちゃ)はたくさんあって散らかる原因だ、って口コミが多々見られますが、本質を知ればそんなこと言えません。

総合コースのエデュトイを順に紹介いたします。

読み書き

なぞりんで平仮名問題

「ひらがななぞりん」で平仮名の読み書きをガッツリと学びます。
ゲーム感覚でなぞり書きをしていくので、楽しく覚えられますよね。

詳しくは、下記記事にまとめておりますので、ご確認ください。
関連記事:>> ひらがななぞりんの詳細解説

ちなみに、思考力特化コースの唯一のエデュトイがこのひらがななぞりんです。

なぞりんで、読みとなぞり書きがばっちりになったころに、ぴかっとメッセンジャーで大好きな家族とのメッセージをやり取りします。

ぴかっとメッセンジャー

なぞるだけでは文字が書けるようにならないってときにかなり役立つんじゃないかと思っています。
目的をもって文字を書くようになると、面白いように早く書けるようになってくるので、親も乗り気でやった方がいいですね。

ぴかっとメッセンジャーに関しての詳細は下記記事にまとめております。
関連記事:>> ぴかっとメッセンジャーの詳細解説

数・形・時計

スライダーゴーゴーやうごくへんしんロボキットでプログラミング的思考を伸ばすことができます。

スライダーゴーゴー_レベル高めの作品例

関連記事:>> スライダーゴーゴーの詳細

へんしんロボキット_扇風機

関連記事:>> へんしんロボキットの詳細

アナログ時計の読み方を覚えるには実際に何度も時計を読んでみるのが良い。

時計マスター_正時を覚える

何度も何度も子供が自分で正しいのか確認できるのが、時計マスターです。

関連記事:>> 時計マスターで時間が読めるようになるためのコツ

好奇心

いきものかんさつゴー_カード付き_2019版

いきものかんさつゴー(ナビ)で子供の好奇心を引き出します。

好奇心を引き出したうえで、外へ出て、色々体験学習しながら、子供の色んな能力伸ばしましょうって記事↓書いてますので、あわせてご覧ください。
関連記事:>> いきものかんさつゴーの活用方法

社会性

「お手伝い隊隊員証」、「お手伝い隊ユニフォーム」で子供が親のお手伝いを積極的にするようになります。
ユニフォームは単なるエプロンにすぎないのですが、やっぱり自分専用ってのがあるだけで、違いますよね。

絵本やDVDの映像でもお手伝いを促すような内容になっていて、映像に影響されて子供が「お手伝いしましょうか?」と言ってくる様は何とも言えない可愛さ。
そんな子供には出来ることを積極的にさせたいですね。

5月号から8月号まではお手伝いプログラムとなっていて、8月号では「フリフリおにぎりグッズ」が届きます。
子供でもおにぎりが簡単に作れるので、お手伝いの幅がさらに広がりますよね。

口コミ

こどもちゃれんじすてっぷの口コミを色んな所からかき集めてきました。

思考力特化コースの口コミ

  • デメリット
    ・難しい。
    ・おもちゃがもっと欲しい。
  • メリット
    ・Z会よりも問題が多い。
    ・安い。
    ・Z会よりも親の負担が少ない。
    ・答えが一つではない。
    ・子供なりの考えで答えを導き出せばOKな問題が良い。
    ・論理的思考が伸びている。
    ・賢くなった気がする。

総合コースの口コミ

  • デメリット
    ・ワークが少ない、簡単。
    ・おもちゃが多くて邪魔。
  • メリット
    ・おもちゃで楽しみながら学んでいる。
    ・積極的にお手伝いをしてくれるようになった。
    ・なぞりんにはまって楽しそう。
    ・興味関心が増えた。

筆者個人の感想、評価は、

  • 思考力特化コースは問題の質が良くて、論理的思考力を伸ばすのに適している。
  • 総合コースは、遊びながら幅広く能力を伸ばすことができる。

です。

こんな人だと価値ある教材

総合コースは

  • 楽しみながら学びたい
  • 幅広く様々な能力を伸ばしたい

って思っている人が向いています。

思考力特化コースは

  • 勉強習慣をしっかりつけたい。
  • ワークをたくさんしたい。
  • おもちゃいらない。

って人が向いています。

おもちゃいらない人ってのは、きょうだいの上の子が総合コースを受けてて、すでにおもちゃがあるって人も当てはまりますね。
おもちゃはなかなか数年で大きく変わらないですから。

総合コースはおもちゃと絵本がメインで、ワークは付録みたいなもんです。
メインは何度でも使えるけど、ワークは書き込んだりシール貼ったりで、下の子に使いまわすことができないので、新しいのが欲しくなります。

なので、おもちゃと絵本は上の子の使いまわしで、活用しつつ、下の子のワークは質の良い思考力特化コースのものを使うってのが両方のいいとこどりです。

ちなみに、1人目のときも、エデュトイをメルカリなどのフリマサイトから入手して、思考力特化コースを受けるって方法もあり。→>>メルカリで探す

年間スケジュール

総合コースの年間スケジュールは下図の通りです(リンク先拡大図)。

こどもちゃれんじすてっぷ年間スケジュール2021

思考力特化コースは下図の通りです(リンク先拡大図)。

思考力特化コース年間スケジュール

料金

こどもちゃれんじ すてっぷの受講費は思考力特化コース、総合コース共に料金が等しく、
月額2,980円(税込)
です。

12か月分一括払いの場合は
月あたり2,480円(税込)

幼児教材人気4社(Z会、ポピー、こどもちゃれんじ、スマイルゼミ)の料金比較をします(1年一括払い時の月当たりの料金)。

こどもちゃれんじ_他社と月額料金比較(年中)

ポピーが圧倒的に安くて、Z会、こどもちゃれんじが同じくらい、スマイルゼミがちょっと高い、って感じ。

でも、金額だけじゃなくて、出来るだけ中身で比較した方が良いです。
4社すべて違った良さがありますから。

ということで、下記記事を参考にしてください。

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まとめ

こどもちゃれんじの総合コースは名前の通り、色んな能力を総合的に伸ばすことができる幼児教材です。
なので、筆者は総合コースを選んでいます。

おもちゃが増えるなどと文句を言えなくなるくらいに効果的。

ただ、思考力特化コースも捨てがたい。
良問多数で名前の通り思考力をしっかり伸ばせます。

「すてっぷ」の場合は資料請求をすると、2つのコースの問題をお試しで解くことができるので、どちらにしようか迷う場合は、一旦資料請求をして、2つの問題を解かせてから考えてみてはどうでしょうか?

\公式サイトはこちら/
こどもちゃれんじ
こどもちゃれんじ「すてっぷ」の詳しい口コミをご覧になりたい場合は、下記記事をご覧ください。
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