・主観的ではなく客観的な効果を知りたい。
・STEAM教育の何がいいの?
って思っている方に向けて本記事を書いています。
本記事の前半では、論文や研究を参考にワンダーボックスの客観的な効果の紹介です。
後半では、ワンダーボックスで出来るSTEAM教育に関してなぜ必要なのかを詳しく説明しています。
ワンダーボックス5つの効果
ワンダーボックスの効果は以下5つが挙げられます。
ワンダーボックスの効果
- IQが上がる。
- 学力が上がる。
- 将来幸せになる。
- 将来の年収が増える。
- プログラミング学習による効果が得られる。
幸福は運だし、年収は小学生以下で決まらないわよね。
でもね、論文をもとにしているから、根拠なく効果を挙げたわけじゃないよ。
ということで、順に解説していきます。
IQや学力が上がる
JICA(国際協力機構)と慶應大学中室研究室との実証実験にて、タブレットを用いた学習によりIQや学力が上がることを確認し、論文も公表しました。
タブレットを用いた学習に使われたアプリは、ワンダーボックスのアプリの1つである「シンクシンク」です。
>>「シンクシンク」の実証実験
実験内容
カンボジアの小学校1~4年生約1,500人を2グループに分けて、一方のグループには算数の授業中に「シンクシンク」を行ってもらいます。
もう一方のグループは比較対象なので、通常通りの授業です。
3か月間続けたのちに学力テスト(国際数学・理科教育動向調査)やIQテストを行います。


結果は上図の通り学力もIQも「シンクシンク」を行った方が高くなっています。
標準偏差で学力は0.56~0.67、IQは0.70高いです。
たったの3か月だけの実験にも関わらず、これだけ明らかな差が出るのはかなり期待のできる通信教育です。
IQもUPするのは確かに魅力的だけど、国、英、社も期待していただけに、ちょっと残念ね。
将来幸せになる。
数学が得意だと将来幸せになれるという研究結果があります。
関連記事:>> 【子供の将来】お金持ちで幸せになるための教育とは?研究紹介
詳細は上記記事に書いてあるのですが、数学が得意な人を調べた結果、多くの人は博士合や特許を取得したり、起業の幹部や弁護士になったりと社会的に高い地位についています。
そして、何よりも注目すべきは、みんな幸福に感じているということです。
どんな成果を残しても幸福と感じられない人はいます。
でも、数学が得意な人の多くは幸せになるんです。
だからこそ、小さいころから数学が好きになるような環境作りが大切ですね。
将来の年収が増える。
上の項目の通り、数学が得意になれば社会的に高い地位に就き、必然的に年収も増えます。
ワンダーボックスはどうなの?
でも、上で紹介した「シンクシンク」の実証実験では非認知能力の中のやる気や自尊心を伸ばす証拠は得られなかったんだって。
じゃあワンダーボックスなんてする意味ないわね。
実験はワンダーボックスの中の一つのアプリだけの話だし、ワンダーボックス自体はもっと他にもすることがたくさんだからね。
ちなみに、非認知能力とは認知能力(学力やIQ)以外の能力のことで、やる気や自尊心、誠実性、最後までやり遂げる力など、数値では表しにくい力です。
また、非認知能力を伸ばす方法として、運動、芸術、音楽が挙げられます。
ワンダーボックスには芸術も含まれるので、非認知能力を伸ばす可能性はあります。
また、タブレット学習で子供のやる気を引き出す方法は下記記事に書いています。
関連記事:>> タブレット学習の効果を2倍にする方法
プログラミング学習の効果
ワンダーボックスではプログラミング学習もすることができます。
なので、プログラミングを学習することによる効果も期待できるということ。
それで、プログラミング学習の効果は以下の通りです。
- 課題解決能力の向上
- 創造力の向上
- 学習意欲の向上
- 試行錯誤する忍耐力の向上
プログラミング学習による効果に関しては別の記事で詳しく紹介しているので、ご覧ください。
関連記事:>> プログラミング学習の効果
ワンダーボックスが育む力
ワンダーボックスで育むことのできる力は公式によると、以下の通りです。
育む力
- プログラミング的思考
- 思考力
- 科学
- 論理性
- 空間認識力
- 発想力
- 創造性
- 抽象化力
- 言語化力
- アート
ワンダーボックスではいくつかのアプリが含まれていて、それぞれが上記いくつかの能力を育むってことです。
例えば「シンクシンク」というアプリの場合、思考力や論理、空間認識などが育まれると謳っています。
ちなみに、シンクシンクは単体で入手可能で、無料コースもあるので、まだの方は一度体験してみて下さい。
シンクシンク:>> App Store
>> Google Play
上記色んな力を育むと言っていますが、まとめてSTEAM教育ができると公式では主張しています。
ワンダーボックスでSTEAM教育
ワンダーボックスはSTEAM教育ができる、と運営会社のワンダーラボはうたっています。
STEAM教育(スチーム教育)とは、以下の項目の頭文字を取ってつけられた教育です
- Science:科学
- Technology:技術
- Engineering:工学
- Art:芸術
- Mathematics:数学
ちなみに、Artはリベラルアーツ(教養)とも言われていますが、ワンダーボックスでは芸術が該当します。
ワンダーボックスの中の何がSTEAM教育の何に当てはまるのかを考えてみました。
- 科学(S):テクロンとひみつの研究所(アプリ名)
- 技術(T):材料の加工に関する技術→工作
- 工学(E):科学や技術を組み合わせて創造する→プログラミング
- 芸術(A):お絵描き
- 数学(M):論理問題、シンクシンク→数学UP
子供に親の価値観を押し付けている様でいやだわ。
でもね、将来のことを考えると、STEAMは国語や算数と同じように必要不可欠な分野なんだよ。
STEAM教育が必要な理由
STEAM教育が必要な理由は、STEAM教育で得られる能力が将来必要不可欠だから。
でも、「だからこそ」なんだよね。
子供たちが大人になるころには、AIやロボットの発展とともに、今私たちが就いている職の半分以上がなくなっているかもしれません。
そうなると、新たな職の発生が期待できる反面、雇用のミスマッチが増える可能性も高まります。
そして、貧富の差が増々進み、時代の流れに付いていけないものは貧しく、臨機応変に対応できるものは富む。
とはいえ、どの時期にどこまでAIやロボットが仕事を担ってくれるかはまだまだ未知の状態。
だからこそ、AIやロボットが発展しても柔軟な対応ができるように子供を育てるべきなんです。
その方法の一つとしてSTEAM教育が挙げられています。
また、将来の社会の発展の一つの指針として、Society5.0というものがあります。
Society 5.0時代に必要な力
Society5.0に関して、内閣府のホームページには以下のように書かれています。
Society 5.0とはサイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)
>> 内閣府ホームページ
人類はこれまで、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)という順で社会を築いてきました。そして次に来る、目指す未来の社会の姿がSociety5.0です。
これまでの情報社会(Society4.0)はクラウド(サイバー空間)にある情報を人(フィジカル空間)がアクセスして入手していました。そしてその情報を分析し判断、行動するのも人です(下図左)。
例えばカーナビでは、目的地を入力することで、目的地までのルートと渋滞情報が手に入りますが、運転は人が行います。
他にも、工場の生産では受注の都度、人が生産機械に入力しています。
これから目指す新しい社会(Society5.0)では、様々な分野の大量にある情報(サイバー空間)を人工知能(AI)が分析し、新たな提案や機器の操作(フィジカル空間)を行ってくれます(下図右)。
例えば、車の自動走行や工場での完全な自動生産など。
ちなみに、車の自動走行の場合、目的地を入力すると、通過地点の観光情報、目的地のレストラン、観光プランなどを持ち主の趣味嗜好から提案してくれる…
といった感じにAIが勝手に成長することはありません。提供してくれると役立つ、嬉しいと人が感じる情報は人にしかわかりません。
つまり、AIを成長させるのは人なんです。
Society5.0の時代ではAIを使う(育てる)側かAIに使われる側か、といった極端な社会になってしまうかもしれませんね。
今現在でもコンピュータ(手持ち端末を含む)を全く使わない職業はかなり少なくなってきています。
コンピューターを使うのが苦手だから、全くコンピューターを使わない職業を探そうと思うと、選択肢がかなり絞られてしまいますよね。
同じように、将来AIやロボットを使えないってなると…。
子供には将来、たくさんの選択肢から職を選んで欲しいですよね。
今後、社会の目まぐるしい環境の変化で、必要な能力・スキルが刻々と変わり続けることになります。
そこで、環境の変化についていける大人になるために、今子供が身に付けるべき能力は、
- 自ら考え、理解し、学び続ける力
- 知識を活用、組み合わせ、創造する力
です。
また、人と機械が複雑で高度に絡み合う社会では、その基盤となる「科学や数学、思考力」なども重要です。
そして、上記内容を育む「STEAM教育」しいては「ワンダーボックス」で学ぶことが将来に役立ちます。
まとめ
ワンダーボックスの効果は以下の通りです。
- IQが上がる。
- 学力が上がる。
- 将来幸せになる。
- 将来の年収が増える。
- プログラミング学習による効果が得られる。
また、ワンダーボックスではSTEAM教育ができますが、STEAM教育が必要な理由を一言で言うと
Society5.0の時代で生き抜くための力を育むから
です。
公式サイトで資料請求をするとアプリのお試し体験ができたり、トイ教材(工作)がもらえたりします。
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