・評判が良いみたいだけれど、デメリットは何?
・難しいって聞いたから幼児の子には無理だよね?
って思っている方に向けて本記事を書いています。
ワンダーボックスは幼稚園の年中(4歳)から小学校4年生(10歳)までの子供に向けて作られた通信教育です。
内容はタブレットやスマホにワンダーボックスのアプリを使って毎月変わる様々な問題、課題を解いていきます。
また、毎月アナログ教材(ワークブック、ペーパーコンテンツ、トイ教材)も届くので、ボリューム満点でやることはたくさんです。
アプリ内の問題は基本的に簡単ですが、たくさん解いていくと難しい問題もあるって感じ。
ちゃんと幼児の子には幼児向けの内容になっています。なので、難しすぎて全く意味がなかった…って結果にはなりません。
それで、本記事で紹介する口コミ・評判は全部で22個。
良い内容と悪い内容とそれぞれ分けて紹介します。
また、公式サイトでは、「IQと学力が伸びる」って書かれていましたが…論文を見に行くとちょっと残念な真実を発見したので、その内容も紹介しています(「デメリット」のところで)。
ワンダーボックスの内容が知りたいって方は、無料体験するのが一番わかりやすいです↓。

シンクシンク:>> App Store、>> Google Play
このシンクシンクとワンダーボックスの違いに関する記事もあるのでご覧ください↓。
関連記事:>> ワンダーボックスとシンクシンク比較【差額の価値は?】
ワンダーボックスの悪い口コミ・評判12個
ワンダーボックスの悪い口コミ・評判は以下の通りです。
悪い口コミ・評判
- 学校で習う勉強はしない。
- 毎月内容が変わってお気に入りがなくなることも。
- 多すぎてやりきれない。
- 好き嫌いの出やすいアプリもある。
- はまりすぎる。
- キットが少ない。
- 他のアプリも出来てしまう。
- 難しい。親のフォロー必須。
- 料金が高い。
- 姿勢や目が悪くなる。
- すぐに成績が上がらない。
- タブレットを用意しなくてはならない。
詳細を順に紹介していきます。
学校で習う勉強はしない
読み書き計算全て無し。
だから、ワンダーボックスは他の教材も利用するって人や学校の授業だけで十分って人に向いています。
ただ、学校で習う勉強の代わりにSTEAM教育が行えるので、かなり価値は高いです。
STEAM教育は、科学、技術、工学、芸術、数学のことで、文部科学省も推進しています。
2020年度の学習指導要領改訂で、プログラミング教育が取り入れられていることからも、STEAM教育が重視されていることが理解できますね。
STEAMのMは数学よね?
ちょっと言ってることめちゃくちゃよ。
それと、図形問題もあるしね。
学校の勉強を扱っていなくても、IQが上がったり、課題解決能力が向上したりと効果はたくさんあります。
詳しい内容は下記記事にまとめておりますので、ご確認ください。
関連記事:>> ワンダーボックス5つの効果【STEAM教育が必要な理由】
毎月内容が変わる
毎月教材、アプリの内容が変わるのは、利点でもあるのですが、ここでは、悪く感じている人の意見を紹介。
ワンダーボックスを開くたびに必ずやっていたアプリ…新しい教材が届き、アプリ教材の更新が行われると、お気に入りのアプリがないっ!!ってなることも…。
そんな声が多かったためか、1か月前のものなら出来る様になったのですが、それでも、いずれできなくなるんですよね。
ただ、同じようなことを何度もやってると脳が慣れちゃいます。
だから、色んなことをやって、色んな考え方が出来る様になるためには必要なことなんだと割り切っちゃいましょう。
多すぎてやりきれない。
これも裏を返せば良い点ですね。
やっぱりお金出してやっていることだから、全てやらないともったいないって大人は考えちゃますよね。
中には、全部やらないと気が済まないって子供もいるかと思います。
でも、全部やる必要はないんです。
子供にも前もって伝えてあげて下さい。
やらなきゃいけない量が多すぎるとやる気が失せます。
夏休みの宿題と一緒です。
だから、全て取り組むことを目標にするのではなく、毎日(もしくは決められた日)の決めたタイミングに取り組むことを目標にすることがおススメ。
関連記事:>> タブレット学習の効果を2倍にする方法【研究結果】
好き嫌いの出やすいアプリもある
好き嫌いは出てしまうのはあたりまえですね。
学校の教科でも国語が嫌いで数学が好き、って感じでみんな好き嫌いありますから。
嫌いなものは無理して全部やらなくても良いです。
もし、良いアプリなのに…ってなってどうしても子供にやらせたいなってときは、親が挑戦してみるってのもあり。
親が挑戦してみて楽しそうにしてたら、子供も真似してやりたくなることもあるので。
はまりすぎる
あまりにも楽しすぎて子供がハマりすぎてしまうこともあります。
でも、1日に取り組むことのできる時間を設定できるので、安心してください。
例えば、10分経ったら1分休憩。1日1時間まで。
って感じの設定が可能ですので、アプリを入れたら、まずは設定から確認するといいですね。
キットは種類が少なめ
2020年のキット(ペーパーコンテンツ、トイ教材)は2~3か月に1種類のテーマ。1つのテーマに対してキットが2~3回に分けて届けられていました。なので、子供が気に入らなかったり、飽きてしまうと、かなりもったいないです。
でも、2021年は下記年間スケジュールの通りかなり増えています(オレンジ色の部分)。
ちなみに、毎月送られてくる教材の梱包箱に工夫があって、謎解きや工作も出来る様になっています。
過去は違っていても、今現在は全体的にかなり多めの内容になっているので、コスパは良いです。
他のアプリもできてしまう
専用タブレットではないので、お遊び用のゲームやyoutubeなどを入れているとついつい遊んでしまうことも…。
なので、ルール決めはしっかりと。
筆者たーみょんの場合は、子供と一緒に勉強する感じなので、あまり心配はありません。
でも、時には離れることもあって、その時は他のアプリを触らないように約束していたり、私から見えるところにいてもらったりと何かしらの工夫をしています。
高難度の問題も多数で親のフォローは必須
年代別に教材がわかれているけど、難しいものもあります。
基本的には簡単で、子供だけでも出来る内容です。
ですが、たくさん問題を解くと最後の方では難しくなるので、前もって難しくなることを伝えておくとgood。
難しい問題はできなくて当たり前。挑戦することに意味があります。
どうしても解きたいけどわからないってなってるなら、ヒントをあげて解いてもらうといいですね。
また、「結果をほめずに努力をほめると難関に挑戦するようになる」ってことをしっかり覚えておくと良いです。
「正解したね、すごいね。」「難しい問題が解けるなんて天才!」
こんな風に能力や結果を褒めると、難しい問題に挑戦しなくなる原因になります。
「問題を10問解いて頑張ったね。」「問題を解くのにじっくり考えられたね。」
このように、努力していること、工夫していることをほめると、努力を続け、難関に挑戦するようになります。
関連記事:>> 子供の褒め方で「すごい」は挫折しやすいという研究【やる気の持続方法】
料金が高い
小学生向けは他の通信教育と比べると高くないです。
でも、幼児は高い↓。

でもでも、幼児年中から小4までずっと続けるつもりなら、値段は他社とあまり変わりません↓。
シンクシンクだけでもIQと学力が上がるみたいだし、そこまでお金出さなくてもいいんじゃないかしら。
ついでに言うと、学力が上がったって話は理数系だけね。
だからね、ワンダーボックスでもっと幅広く将来に役立つ能力を身に付けるといいんだよ。
関連記事:>> ワンダーボックスとシンクシンク比較【差額の価値は?】
姿勢や目が悪くなる
アナログの勉強でも同様なので、何をするにしろ、姿勢に注意してあげるといいですね。
まぁ、でも、タブレットやスマホって寝っ転がってでも使えるので、そういうのは出来るだけしないようなルール作りが大切になってきます。
また、ブルーライトが…って人は、部屋を明るくして、タブレットの明るさを抑えるだけで、目の中に入るブルーライトがかなりカットできるので、そういう環境面の配慮もしてあげましょう。
それと、時間制限の設定ができるので、必ず設定してください。
すぐに成績は上がらない
ワンダーボックスの中にあるアプリの一つ「シンクシンク」を使った実証実験では、3か月でIQと学力が上がると証明されています。
でも、学力は理数系だけです。
いくらIQも上がると証明されていたとしても、社会科や英語の成績が上がるとは言いきれません。
ただ、その他にも色んな効果が期待できるので、興味があれば下記記事もご覧ください。
関連記事:>> ワンダーボックス5つの効果【STEAM教育が必要な理由】
タブレットは自分で用意する必要がある
既にタブレットやスマホがあるって人の場合は利点なんですけどね。
ないって人にとっては、安く手に入れたいって気持ちになりますよね。
ワンダーボックスの良い口コミ・評判10個
悪い口コミの量が結構ありましたが、良い口コミ・評判に関しても結構多いです。
良い口コミ・評判は下記の通り。
良い口コミ・評判
- ボリューム満点の教材
- 思考系問題が多数
- メディア漬けを防ぐ工夫がある。
- アナログとデジタルのハイブリッド
- STEAM教育
- 幼児でもわかりやすい内容
- 毎日楽しく取り組める
- 料金が安い
- 最後までやり遂げる力が身に付く
- たくさん試行錯誤できる
詳細を順に紹介していきます。
ボリューム満点の教材
悪い口コミのところでも多すぎるって意見が出てたので、人によって違うとらえ方のできる意見です。
アナログ、デジタル教材それぞれで問題、課題に取り組めるので、ボリューム満点。
しかも、梱包箱にまで、謎解き、工作が付いています。
アプリは毎月10種類の教材が更新されてアナログ教材はワークブック、トイ教材、ペーパーコンテンツ。
毎日色んなことにたくさん取り組みたいってお子さんにはピッタリの教材ですね。
思考系問題が多数
思考系の問題がIQを上げることに役立っています。
筆者たーみょんは色んな論文を読んで記事にしてきましたが、答えが決まりきった問題を解くのではなく、答えがない問題、課題に取り組むことでIQが上がるというのを良く見かけます。
アプリでは思考系の問題が多数あり、アナログ教材のワークブックでも、ハテニャンのパズルノートってのがあって、問題を解くだけでなく自分で問題を作るって課題もあるんです。
また、プログラミング学習のアプリもあるので、賢く育つのは間違いありません。
メディア漬けを防ぐ工夫がある
日本小児科医会は子供がメディア漬けとならないように注意を促しています。
要するに、タブレット、スマホ、テレビの時間は短くしましょうってこと。
ワンダーボックスでは、アプリの1日の使用時間を親が設定できるので、必ず最初に設定してください。
アナログとデジタルのハイブリッド教材
ワンダーボックスでは、大きく分けてアナログとデジタルの2種類の教材に取り組むことができます。
- アナログ→ワークブック、キット教材(トイ教材、ペーパーコンテンツ)
- デジタル→アプリ教材
もしもデジタル教材だけだったら、子供にとっては理解しにくい教材になってしまいます。
例えば、立体図形問題だと、幼い子供には想像しにくいですよね。
でも、実物の体験があることで、イメージしやすくなり、理解も早くなります。
経験の少ない子供だからこそ、デジタルに偏ることは避けたいです。
だけど、アナログだけでは、お金がかかりすぎて物も増える。
出来ることに限度がある。そういう欠点をデジタルでカバーしている感じなので、上手く両方の良い点を引き出した教材です。
STEAM教育
学校で習う国語、理科、社会、英語、算数は全て大切な教科です。
だから、もし、学校で習っている内容をちゃんと理解し覚えているようであれば、プラスでワンダーボックスでも学べるSTEAMの分野に力を入れることをおすすめします。
STEAMとは、科学、技術、工学、芸術、数学の頭文字です。
子供の将来は、今と比べても職業が様変わりして、時代の流れも今とは比べ物にならないくらい早く変わると予想されます。
そんな世の中でも生き抜き、勝ち進む人になるために今できる教育がSTEAM教育です。
詳しくは下記記事をご覧ください。
関連記事:>> ワンダーボックス5つの効果【STEAM教育が必要な理由】
幼児でもわかりやすい内容
基本的に文字を読むことはあまりないです。
あってもこんな感じ↓。
プログラミングの問題も、ちょっと難しそう…って思っている方も多いかもしれませんが、一番最初はこんな感じ↓で簡単です。
ということで、幼児であってもちゃんと幼児の子供向けのレベルになっているので、心配いりません。
しかも、問題をたくさん解いていくと徐々に難しくなっていくので、レベルの高い子でも満足のいく内容になっています。
毎日楽しく取り組める
基本的にアプリはゲーム感覚で能力を磨き上げられるので、楽しいです。
それに加えて、キット教材で工作など、ものづくりも体験できて、子供にとってわくわく要素満載。
ちなみに、ゲームにはやる気を引き出す要素があります。
だからゲームはやめられない…。
やる気に関しての詳しい内容は下記記事をご覧ください。
関連記事:>> 子供のやる気を引き出す方法【全国2連覇の実績!スポーツや勉強に自ら挑戦】
料金が安い
高いって意見が悪い口コミのところでもあったので、不思議ですね。
まぁ、一番安いって実感できるところは、兄弟追加分に関して。
月額で一人あたり1,850円(税込)の追加料金ですからね。
きょうだいがいるならかなりお得になります。
最後までやり遂げる力が身に付く
この意見に関しては、やり方によっては身に付かないので、注意です。
お絵描きや工作では身に付く可能性が高いので積極的にやりましょう。
全体的に教材の量が多すぎてやりきれないって意見もあり、そういう風に子供が思ってしまった場合は、最後までやり遂げる力が身に付くことはありません。
親のかかわり方次第なので、注意ですね。
試行錯誤する経験ができる
工作や思考系の問題では、特にですね。
あぁでもない、こうでもない、と色んなことを試すことが子供のIQを上げていくので、たくさん経験させたいですね。
デメリット
上記口コミ・評判からデメリットをまとめると以下の通りです。
ワンダーボックスのデメリット
- 学校の勉強ではない
- お気に入りのアプリがなくなることもある
- 教材が多くてやりきれない
- 料金が高い
- 全ての学力が伸びるわけではない
最後の1項目だけ筆者たーみょんの意見を追加しています。
公式ページでは「IQと学力を伸ばす」とさらっと書かれていますが、論文までちゃんと読むと学力は理数系だけということがわかります。
ついでに言うと、「やる気や自尊心が伸びる」というのは証明できていません。
ただし、筆者たーみょんが調べたところによると、プログラミング学習には「学習意欲の向上」の効果があります。
ワンダーボックスにプログラミング学習のアプリが含まれているので、プログラミング学習を熱心に取り組むならば期待できますね。
関連記事:>> プログラミング教育の効果【3つの論文と25団体、3人の有識者の意見】

メリット
口コミ・評判からまとめたメリットは以下の通りです。
ワンダーボックスのメリット
- 教材が多くて毎日たくさん取り組める
- 思考系の問題が多い
- STEAM教育ができる
- 2人目以降が安い
- 子供の取り組み内容が確認できる
最後の1項目は筆者たーみょんの意見を追加しました。
タブレット学習の効果を上げるには子供の取り組み状況を把握し、フィードバックすることが大切です。
ワンダーボックスは、子供がどの教材にたくさんチャレンジしたのかがわかります。また、お絵描きの作品も見ることができます。
普段から取り組んでいる姿を見守ることも大切ですが、一定期間ごとに振り替えることも大切です。
やる気と効果を引き出す方法
ワンダーボックスに限りませんが、子供に勉強を頑張ってもらおうとしても、なかなか上手くいかないことが多いかと思います。
せっかく毎月お金を出して教材を取り寄せても、勉強をしなくは意味がない。
ということで、タブレットを使った学習で、やる気と効果を上げる方法の紹介です。
効果を上げるためには、子供のやる気を引き出してあげると良いので、ほぼやる気の話になります。
ここで紹介する子供のやる気を引き出すために必要なことは、たったの3つです。
まずは学習に取り組むタイミングを決めて、習慣化すること。
例えば、「学校から帰ってきたらすぐ」や「夕飯の後」など。
続いて2つ目、何にどれだけ取り組んだのかなど子供の努力を把握すること。
そして3つ目、その努力を誉めてあげること。
例えば、「毎日10分やるって決めてそれが続けられているね」や「苦手な科目に10回も挑戦したね」など。
以上、たった3つのことを実行するだけで、子供のやる気がみるみるとわきあがり、最初に決めた時間以外でも取り組むようになります。
子供のやる気と効果を引き出す方法
- いつどれだけ取り組むのかを決めておく。
- 子供のやったことを把握する。
- 結果ではなく、努力をほめる。
詳しくは下記記事にまとめておりますので、ご覧ください。
関連記事:>> タブレット学習の効果を2倍にする方法【研究結果】
向いている人
ワンダーボックスは学校で学ぶ内容はほぼ取り扱っていません。
でも、得られる効果は多く、将来の役に立つ様々な能力を育めます。
以上の利点、欠点を十分に理解している人だけが選ぶべき通信教育です。
関連記事:>> ワンダーボックス5つの効果【STEAM教育が必要な理由】
言い換えてまとめると以下の通りです。
ワンダーボックスが向いている人
- 子供の基礎学力が十分、もしくは他教材でまかなえる人
- 子供の思考系能力を伸ばしたい人。
- 将来に役立つ能力(STEAM)を子供に身に着けたい人
まとめ
ワンダーボックスは学校で学ぶ内容がない代わりに、将来に役立つ能力が身に付きます。
利点も欠点もたくさんありますが、裏を返せばどちらにもなり得る内容です。
なので、人によってとらえ方が変わる賛否両論あるような通信教育と思って決断されることをおすすめいたします。
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