・価格差が大きいけれど差額分の価値はあるの?
・シンクシンクだけでもIQ上がるし子供のためになるよね?
って思っている方に向けて本記事を書いています。
通信教育のワンダーボックスとアプリのシンクシンクの関係は包含関係です。
ワンダーボックスの中にシンクシンクアプリが含まれています。
でも、シンクシンクは実証実験でIQが上がるし学力も上がるって結果が出てるからシンクシンクだけで十分なのでは…って思いますよね。
しかも、ワンダーボックスの方が3,000円程高いから余計に…。
ここではっきり言います。
IQあげるだけだったら、将来への影響は皆無!!
もっと大切な能力を伸ばすためのワンダーボックスです。
目先の利益(IQ)にとらわれすぎると本来の目的(子供の将来)を見失うかもしれません。
ということで、本記事にてワンダーボックスとシンクシンクの違いと、ワンダーボックスの重要性を紹介していきます。
ワンダーボックスの公式解説動画はコレ↓
ワンダーボックスとシンクシンクの比較
ワンダーボックスとシンクシンクは包含関係にあります。
↑こんなイメージでワンダーボックスの中にシンクシンクが含まれているんです。
しかも、含まれているのはシンクシンクのプレミアムコース。
ワンダーボックスはSTEAM(科学、技術、工学、芸術、数学)教育全て含みますが、シンクシンクは思考系(数学)のみです。
だから、ワンダーボックスを契約したらシンクシンクは別に契約する必要なんてありません。
教材 | ワンダーボックス | シンクシンク |
---|---|---|
学習内容 | STEAM全て (科学、技術、工学、芸術、数学) | 論理系の問題(M:数学) |
教材 | アプリ(デジタル教材)、アナログ教材 | アプリのみ |
制限 | なし。 ただし、時間制限を設定することは可 | ・フリー:1回/日 ・スタンダード:3回/日 ・プレミアム:3回/日(全ての問題に挑戦可能) |
効果 | ・IQ、理数系学力UP ・課題解決、創造、学習意欲、忍耐の力がUP ・将来の年収や幸福感UP | ・IQ、理数系学力UP |
料金 (税込) | ・12か月一括 -> 3,700円/月 ・6か月一括 -> 4,000円/月 ・毎月払い -> 4,200円/月 | ・フリー -> 0円 ・スタンダード -> 300円/月 ・プレミアム -> 980円/月 |
それでは、アプリや効果、料金についてもう少し詳しく紹介します。

アプリ
ワンダーボックスのアプリとシンクシンク、どちらも教育系のゲーム(アプリ)をまとめたアプリって感じです。
ワンダーボックスでは毎月10種類のアプリが更新されます。
アプリ例一覧です↓。(横スクロールで全て見られます→。)
アプリ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
名称 | コードクラフターズ | テクロンとひみつのけんきゅうじょ | シンクシンクプラス | バベロンプラス | アトラニアス | 対戦ボードゲーム | ジュニアランド | ハテニャンのパズルノート | ずっこけびじゅつかん | ミッションハンター | そっくりさがし | ペーパーラボ |
概要 | プログラミングのゲーム。 | 科学の実験を画面内で行う感じ。数か月ごとに風・熱・光などテーマが変わる。 | 論理問題。100種類ある中から日替わり、月替わりで出題される。 | パズルや図形問題。クリアしていくごとに塔が育っていくので、目標を持ちやすい。 | 算数オリンピックのような問題。ハイレベルなので、親子で挑戦しよう。 | オリジナルのボードゲーム。家族と対戦してみよう。オンラインで他人との対戦も可能。 | 幼児向けで、最初に取り組んで楽しさを味わうためのもの。 | ワークブックのアプリ版。ワークで作った問題をアプリで撮ってハテニャンに送れる。 | 2コマ漫画のオチを描く。公開も可能。 | ボスから与えられるミッションをクリアする。答えを撮影して送る。 | 一見異なる2つの絵の共通点をたくさん見つける。 | キットとあわせて使う内容で、紙を折る、切る、貼る。 |
育む力 | プログラミング的思考 | 科学 | 空間認識、平面認識、試行錯誤、論理、数的処理 | 思考力、論理性、空間認識力 | 思考力、発想力、論理性 | 戦略、論理性 | 思考力、基本操作 | 思考力、論理性、創造性 | アート、表現力 | 発想力、創造性、情報リテラシー | 抽象化力、発想力、言語化力 | 思考力、発想力、創造性 |
シンクシンクでは「バベロン」と「アトラニアス」(プレミアムの場合)もできます。
ワンダーボックスの中ではシンクシンクの内容は3つに分けられていて、「シンクシンクプラス」、「バベロンプラス」、「アトラニアス」です。
シンクシンクは一日3回までしかプレイできません。
ワンダーボックスは回数制限なし。でも、親が時間制限を設定することは可能。
幼児向けのアプリにはアプリの扱いになれるための問題も用意されています(ジュニアランドなど)。
要求されたものを食べさせるだけのゲーム↓。
まっすぐ進むと星に着陸できる方を選ぶゲーム↓。
同じ形のメダルをはめるアプリ↓。
問題をこなしていく毎に難しくなっていく↓。
プログラミングのアプリ↓。
最初はめちゃくちゃ簡単。右矢印を一つ入れるだけ。
徐々にステップアップしていくからやる気が継続します。
このくらい↓のレベルでも年少で早生まれの娘が難なくクリアしたので、順番通りに問題を解けば全然難しく感じないはず。
ペーパーラボ(アプリ)でアナログ教材(キット)と連動↓。
折った折り紙の作品を写真に撮ってアプリ内で動かせるようになります。
作品を写真に撮ってオールビンゴを目指そう。
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シンクシンクは無料版でも1日1回は問題を解くことができるので、試してみるといいです。
シンクシンク:>> App Store
>> Google Play
ちなみに、運営会社ワンダーラボのインスタ公式アカウントでもいくつか問題が投稿されているので、見てみるといいかも↓。
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キット教材
ワンダーボックスではアプリ教材以外にもキット教材が届けられます。
届けられるキット教材は毎月3種類で
- 思考系ワーク
- トイ教材
- ペーパーコンテンツ
です。
本記事の最後の方に年間スケジュール貼っておいたので、そっちの方にはもうちょっとだけ細かい内容がわかるようになっています。
ワンダーボックスとは違ってシンクシンクでは、上記のようなアナログ教材はありません。
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効果
シンクシンクの効果は
- IQ、理数系学力のUP
です。
シンクシンクを使った実証実験がされていて、3か月でIQも学力もUPって結果出ています。
まぁ、IQ上がるなら、理数系の学力上がるのは納得です。
一応言っておきますが、実証実験を行った論文を確認すると、記憶力に関しては確認していないし、やる気と自尊心は変わらなかった(上りも下がりもしない)って結果になっていました。
なので、理数系以外の成績に関しては影響あるか否かは不明です。
ワンダーボックスの効果に関しては、STEAM教育(科学、技術、工学、芸術、数学)全て対応しているので、以下の効果があります。
- 課題解決、創造、学習意欲、忍耐の力がUP
- 将来の年収や幸福感UP
詳細は下記記事にまとめているので、ご確認ください。
関連記事:>> ワンダーボックス5つの効果【STEAM教育が必要な理由】
料金
料金は以下の通りです。
シンクシンク
コース | 料金 |
---|---|
フリー | 0円 |
スタンダード | 300円/月 |
プレミアム | 980円/月 |
ワンダーボックス
支払い方法 | 料金 |
---|---|
12か月一括 | 3,700円/月 |
6か月一括 | 4,000円/月 |
毎月払い | 4,200円/月 |
ワンダーボックスと他社との料金比較
ワンダーボックスの対象年齢は幼児の年中から小学校4年生までなので、幼児から小4までの期間の料金をグラフにしました↓。
比較対象は通信教育で有名どころのZ会と進研ゼミ(こどもちゃれんじ)、タブレットを使った通信教育のスマイルゼミを選びました。
他社と比較すると、期間前半は高めですが、後半は安いですね。
ということで、全期間合計して比較したものが下のグラフです↓。
進研ゼミだけが3万ちょっと安くて後はたいして差はないですね。
6年間で3万ちょっとなので、進研ゼミも大きな差というわけではないかもしれません。
比較されてもって感じだし、そもそも、うちは経済的理由で1社だけにしたいのよ。
ワンダーボックスだけでも大丈夫なのかしら。
ワンダーボックスを選ぶべきか?
ワンダーボックスとシンクシンクの料金差が月額で3,000円近くもあるので、本当にワンダーボックスにそれだけの価値があるのか気になる方も多いはず。
はっきり言うと、3,000円分の差額の価値はあります。
理由は、STEAM教育全てに対応していて、アナログ教材もあるからです。
シンクシンクだけでも十分でしょ?
だけどね、IQや学力だけを求めても将来には影響しないんだよ。
将来の年収に影響するのは、小さいころの学力ではなく、非認知能力です。
関連記事:>> 幼児教材の選び方【35年後に影響するたった1つのポイント】
もちろん、幼児だけでなく、小中学生も。
関連記事:>> 早生まれに学ぶ正しい教育方法
頑張ったらIQは上がったけど、頑張るのをやめたら、IQがもとに戻ったって研究結果があります。
でも、非認知能力の影響は大人になっても続きました。
なので、IQよりも非認知能力を重視すべきってこと。
つまり、シンクシンクだけをするのはおすすめできません。
ちなみに、非認知能力ってのは、IQや学力(認知能力)以外の能力のことで、最後までやり遂げる力や忍耐力、自尊心、誠実性、コミュニケーション能力など数値では表しにくい能力のことです。
非認知能力を伸ばすためには、音楽や芸術、スポーツが有効的。
ワンダーボックスには芸術も含まれているので、期待ができます。
また、子供が大人になるころには、今とは職業の種類ががらりと変わると予想されているのです。そうなると、必要とされる人材の変化が激しくなります。その激しい変化についていける人材となるために有効なのがSTEAM教育です。
詳細は下記記事をご覧ください。
関連記事:>> ワンダーボックス5つの効果【STEAM教育が必要な理由】
だったら、子供が必要最低限のレベルに達しているか否かで決めると良いよ。
STEAM教育が大切だからといって、STEAMばかりになってしまうのは良くないです。
STEAM教科が得意になったとしても、文章を理解できなければ、新たな知識が得られません。
また、英語や社会情勢なども仕事をする上で必要になります。
なので、STEAM教育にこだわりすぎも良くない。
非認知能力も含めた全体のベースありきでSTEAM教育に力を入れるべきです。
ということで、ワンダーボックスを選ぶべきか他社を選ぶべきかで迷ったならば、必要最低限の成績があるか否かで決めることをおすすめします。
幼児の場合、筆者たーみょんの娘の友人を見る限りでは、読み書き、足し算くらいが程々に出来ているかどうかが必要最低限です。
小学校で言えば、テストの点数が平均点か否かってところ。
必要最低限のレベルがあれば、ワンダーボックスをおすすめします。
なければ、他社をおすすめ。
お金に余裕があれば、複数社の受講もありです。
幼児の方の他社教材はこちら↓を参考にして下さい。
関連記事:>> 幼児通信教育おすすめ4社【35年後に影響する教材とは?】
ワンダーボックスはこんな人におすすめ
上記の内容をまとめると、ワンダーボックスがおすすめな人は以下の通りです。
- 子供の将来に役立つ能力を身に着けてあげたい人
- 子供の思考系能力を伸ばしたい人
- 子供の理数系以外の学力が平均以上の人
- 平均以下の場合は、通信教育や塾の掛け持ちをする余裕(親子共に)がある人
ワンダーボックスの年間スケジュール
おまけの情報として、年間スケジュール貼っておくので、参考にして下さい↓。
まとめ
ワンダーボックスとシンクシンクは包含関係にあり、ワンダーボックスの中にシンクシンクが含まれています。
ワンダーボックスは将来必要とされているSTEAM教育全てに対応していて、シンクシンクは論理問題(M: 数学)のみです。
シンクシンクの実証実験では、非認知能力が伸びることを証明できていません。
ワンダーボックスは、非認知能力を伸ばすと言われている芸術分野も含まれているため、将来への影響がさらに期待できます。
ただし、周りの子供たちよりも理数系以外の学力が劣る場合は、最低限平均以上の学力となるように、ワンダーボックス以外で努力が必要です。
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